SECデジタルサイネージ(株)(東京都台東区、電報鈴木孝夫社長)は、美容室向けのデジタルサイネージ「UodNak(ウッドナック)Package System」を発売開始した。同製品は美容室の屋外ポスター電飾看板などの用途を備えた防水タイプの32inch画面デジタルサイネージツール。美容室の新規来店客への訴求情報を一元管理で店舗ディスプレイに表示することで、効果的な集客サポートを行う。「新規顧客の来店のきっかけは“友人の紹介”に次いで“通りがかり”、という調査結果があります。しかし、これまでは看板やチラシの配布といった方法でしかそういった顧客を取り込む手段がありませんでした。デジタルサイネージは、表示画面を通じ、 美容室さまざまな情報を発信するため、立体的複合的に顧客への訴求が可能となります」と同社営業企画部次長の服部秀幹氏は話す。画面表示をする端末は、インターネットでつながるため、複数店舗への情報を一括制御ができるほか、ホームページとの連動性もバツグンで、さらに携帯サイトとの親和性も高い。もちろん、従来のチラシ配布や地域情報誌との連携も可能で、複数メディアをミックスした効率的な訴求を実現する。 配信コンテンツは、制作から配信までを同社が一括管理するため、導入企業の負担は最小限。イメージ写真などが用意できない場合は、同社からのコンテンツ提供も可能となっている。 パーテーション 間仕切りスピーカーもついており、店内の雰囲気だけでなくスタッフ情報などを音声付動画で発信できるため、店内への入りやすさを最大限に演出できる。デジタルサイネージは、デジタル技術を活用してモニターに映像や情報を流す広告媒体のことで従来の店頭映像モニタとは一線を画す。4、5年前からあったが、昨今のモニタ価格の下落や広告効果に対するコスト意識の向上などもあり、効率的な販促、集客ツールとして再認識され始めている。導入コスト(税抜)は、ハード本体66万円、標準コンテンツ制作費10万円、毎月のコンテンツ更新費1万5,000円。3年リースで月額4万円ほど。オリジナル取材映像制作にも対応し、15万円から請け負う。狸小路２丁目のラルズプラザ８階に、店を構える美容室。幅広い層の女性客でにぎわっている。 水漏れ同店は赤と白を基調に、明るくハイセンスなインテリアが印象的。オーナーの大石良一さん（５６）は札幌の理美容学校を卒業後、狸小路４丁目の美容店で修業。２９歳で独立し、地下鉄北２４条駅近くで店を開いた。手狭になったため、３年半前に現在地に移転した。 美容は髪が傷まずに、手入れがしやすい仕上がりを実現するヘッドスパが人気を集めている。これは、紫外線や乾燥などで傷んだ髪をケアしながら、シャンプーでは落とし切れない毛穴の汚れを落とし、たっぷり栄養補給。髪が健康になるので、毎日のスタイリングが簡単になるという。「しっかり頭皮をマッサージして血行を良くし、毛穴の汚れを取り除いています。地肌をマッサージすることで抜け毛を減らし、新たな育毛の促進を目指します」と大石さん。 中学受験 家庭教師料金はヘッドスパだけだと４２００円だが、カットやパーマ、カラーなどと同時に行う場合はプラス２６００円。また、極上ヘアエステ修復コース（６３００円より）は、ロッドを使って行う本格派。「キューティクルに絡まった汚れまで取り除くので、傷みが気になる方は、ぜひお試しを」と大石さんはＰＲする。同店では８月１０日まで、夏の紫外線による髪の傷みを保護するため、ヘアケアキャンペーンを実施中。姉妹店に「美容室 ヒール」（東区北１７東１６、フードセンター２階）もある |